不思議博物館の館長とまったりおしゃべりしているポッドキャスト番組「ラジオでんぱ」の第5回が出来上がりました。…1年ぶりですな。
今回は同人イベントの紹介をしてみたり、不思議子ちゃんの好きなもののお話があったりの内容となっております。よろしければお聴きくださいませー。
3月11日。先頃の地震が起こる1時間ぐらい前のこと…。博多駅上空ではブルーインパルスによる展示飛行の予行演習「事前飛行」が行われていました。
予行演習といえども、博多駅の屋上広場は人でいっぱい。多くの人が、その華麗な姿を目に焼き付けていました。
後から知ったのですが、ブルーインパルスは宮城県の松島基地が本拠地で、先頃の地震で壊滅的な被害を受けたそうです…。彼らはこの展示飛行の為に福岡の芦屋基地に来ていて難を逃れたともいえますが、彼らの同僚や家族はどうなったのか、彼らは今どうしているのか…、私はその情報を持ちません。
彼らがまた飛べるときは、きっと東北の復興が進んできたときです。東北の、東日本の希望の翼としてまたブルーインパルスが飛べる日を、私は心より願っています。
3月11日、昼過ぎ。私は九州新幹線開業記念のブルーインパルス展示飛行の事前飛行をJR博多シティ屋上で観て、翌日の本番への期待をつのらせていた頃。
ふとtwitterのタイムラインを携帯電話でチェックしてみて、異様な雰囲気に気付きました。その異常性を感じて私は電器店のテレビ売り場前に足を運び、信じられない映像を見たのです。
…そのあとは、みなさんが知るとおりの情報。
当サイトはこのことに関して、速報を素早く伝えることも、雑多な情報を整理して載せることも出来ませんでした。基本的にマイペースで更新している私は、とても無力な存在であると知りました。
私は、この更新していないあいだ、私と「九州電波通」に出来ることはなんだろうか、ということを考えていました。そして、ひとつの結論に達したのです。
それは、「今まで通り、いや、今まで以上に楽しいことを伝えていこう」というもの。正確で素早い情報を載せることは、当サイトではない他のニュースサイトさんにおまかせして、私は今まで通りをつづけていこうと決心しました。
…それはもしかしたら「現実から目を背けている」と言われるかもしれない。しかし、世の中は辛いことだけが「現実」じゃなくて、楽しいことも同様に「現実」なのです。私はその楽しいこと、素敵なことを集めて伝えていきたい、そう思っています。
被災地のいち早い復興と、皆さんの幸せが増えていくことを、D.Naと九州電波通は心より願っております。
緻密な背景描き込み、不思議な世界観を描かれることで知る人ぞ知る漫画家の佐藤明機先生の漫画作品「パラダイスバード」が掲載誌を移して連載再開します。
連載再開、というのは、以前連載してた雑誌が休刊してしまったからなのです…。2年のブランクを経て、今度掲載される雑誌は新潮社の「コミック@バンチ」の6月号より。
何度か書いていますが、私にとって佐藤明機先生は漫画遍歴上とても大切な方。佐藤先生の作品との出会いが無ければ、私は今の絵柄で絵を描いていないでしょう。そんな大切な作家さんなので、ここで紹介しておきます。
今度は雑誌が休刊することなく、単行本化までいくといいですね…。