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九州気まぐれ写真紀行 - 第6回〈前編〉 | ◆前編 ◆後編 |
10月16日、土曜日。天気は快晴。最高の行楽日和という事もあって、特急かもめ号の指定席は完売。仕方なくデッキに立つ事に。佐賀駅で空席を見付け、なんとか座る事ができる。有明海を望みながら曲がりくねった線路を進んでゆく。諫早を過ぎると一転山あいへ。いくつかのトンネルを抜け、列車はラストスパートと言わんばかりに加速し、最後の長いトンネルに突入する。そのトンネルを抜けると、列車の終着地、そして私の目指す場所──長崎。 |
さて、今日長崎に来た目的は…特に無いのです。あえて言うなら「天気が良かったから」。とりあえず観光案内所に行ってパンフを…。お、「太陽と風の坂道」にも出てきた神の島教会か…よし行ってみよう。 案内所のスタッフさんに尋ねますと、「神の島教会下」行きのバスで行けるとのこと。「教会下」という表現が長崎してますな…。 バスのりばでしばらく待つと、時間通り教会下行きのバスがやってきました。まず北に進んで稲佐橋を渡ります。そこから左に曲がって長崎駅の対岸を南下。「電機前」「三菱研究所前」「ドック上」と、三菱関連の施設が多い道をくねくねと進みます。 眼前にある「壁」を抜ける為仕方なく…という感じで掘ってあるトンネルを通過。 |
トンネルを抜けるとなんだかステキげな看板を発見。「パン」を1マスに、しかも無理矢理縦に書くあたりがイイ! しばらくするとなんだか長崎らしく無い平地。神の島との間を埋め立ててつくった工業団地です。その一角にあるバス営業所、多くのバスはここが終点なのですが、このバスはもうちょっとだけ続くのじゃ…というわけで終点神の島教会下に到着なのです。 |
到着して気付いたのが、ここが本当に「どん詰まり」の終点であること。道をそのまま進めば海にダイブ出来るような潔い途切れ方をしていました。 うわぁ…ホントに教会「下」ですな…。こんな風の立体的な景色がいくつもある長崎はいいですな…。 |
教会から見た光景。 中ほどに折り返すバス、遠くに建設中の女神大橋も見える。 (右写真)で、これが教会。何故教会の写真が少ないかと言うと、 失敗写真ばっかり量産してしまった為。 | 教会への階段のたもとに居た猫。 |
そういや、マリア様の像があるんでしたな…ということで、路地を抜け、岬へ。 …え? |
…近くには恵比須様も祀ってありました。というわけでマリア様のもとに行くには鳥居をくぐらなければならないのです!なんか「世界人類が平和でありますように」のポールも建ってるし。うーん、これぞ長崎のちゃんぽん文化!(違) この一帯はのどかでホントにいい場所でした…釣りを楽しむ人、教会をスケッチにやってきた人、ひなたぼっこをする猫。さて、そろそろ戻りますか…お腹も空いてきましたし。 …ってなわけで後編に続きます。 |
■TIPSを読む(笑) …というわけで長崎バス。長崎バスの塗色はスッキリかつシャープで好きです。 あと社名が筆文字で書いてあるのもイカス。 そういや長崎バスっていすゞ車多いですね。長崎だから三菱ふそうが多いというわけでも無いのか…。 |
後編にGO!>> |
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